2020.05.26コロナウイルス感染症第2波に備えて

老人施設を担当している医療者、介護職員、経営者の皆様へ
2020年秋以降の第何波になるかは不明ですが、例年のインフルエンザ感染症に加え、新型コロナウイルス感染症の再拡大が懸念されます。特に2019-2020インフルエンザ感染症の例年の様な感染症の拡大、蔓延が休校や各種自粛により抑制されたことで少なからず不顕性感染も含めた免疫形成がなされておらず、2020年のインフルエンザ感染症は例年の様な状況であれば爆発的発生が予想されます。学校では新型コロナ感染症罹患、拡大予防のために徹底したマスク着用やうがい、手洗いのこれまで以上の予防でインフルエンザも予防できる可能性はありますが、予断は出来ません。症状は発熱、倦怠感など初期症状は一緒です。今以上の検査体制の拡充が担保されなければ、より複雑な感染症状況との戦いになることは必至と考えます。
添付新聞の記事が示すような対策と準備が必要と考えます。是非参考にし、自施設での対応シュミレーションを職員全員で行い備えることを推奨します。市町村からは老人施設でクラスターが発症した場合、自施設内での対応を迫られる可能性が高いと考えます。特に高齢認知機能障害患者自体の個室安静を強いることが不可能な場合も多く、入院を拒絶される場合が日頃から見受けられることから、自施設内での対応を余儀なくされます。老人施設で可能な医療体制を整えどこまで対応可能かを嘱託医と話し合い、家族との連絡を密に行っておくことも推奨されます。
初夏のいい季節になってきており、気温の上昇と湿度の上昇でウイルス感染症の鎮静化も認められますが、撲滅されたわけでなく、世界中に蔓延しています。今後人の移動が活発になった状況を見据えた準備を行ってください。